ただ人間の場合は、自然への適応だけでなく社会適応力が問われます。
そしてその中でも90%以上の割合で重要なのは『資本主義社会』への適応力です。
そしてそこには私が今まで喉がカラカラになる位強調したように『搾取する側とされる側』の絶対的構造があり、一般人が取るべき最大の防護策は搾取する側の会社に入社してそのおこぼれにあずかることか公務員として勤めあげることです。
勿論、大会社に入って経営陣の一翼を担うか霞ヶ関の官僚になれば搾取する側に回れます。
一国一城の主への道もありますが、脱サラしてのコンビニ店経営とて悲惨な話ばかりです(日々の売上を一旦本部に入れないとならないシステムのどこが経営者なのか)
何千回も繰り返しますが、ローンでマンションを買った時点でその翌日から資産価値は低下する一方だしローンを払い終わって初めて名実共に自分名義の資産になりますが、その頃には築30年の維持管理費が増す一方の中古マンションを子息に残すのがやっと。とは言え持ち家奨励策の弊害で月10万前後もの賃貸住宅に住む者の支払い家賃に対する税金面での控除も全くなし。
借金奨励国家の姿は異常だし政・官・民が悪の枢軸にしか映らない。
法律で賭博を禁止にしながら国家公認の競馬や競艇やパチンコや宝くじの売上が高いのも異常。
海外のカジノで日本のように胴元の取り分が25%や30%も取る例はほぼないだろうし英国のようなブックメーカーがあってテラ銭が15%程度なら業者の倒産リスクを承知の上で私はそちらを選択したい。
サラ金の利率規制にしても過払い金の返還を受ける前に借金苦を理由に命を落とした者もいるでしょう。
NHKの受信料についても関連の法律改正については野党に至るまでアンタッチャブル扱いです。
スマホブラックや奨学金ブラックや国民年金ブラックで信用失う若者のことを考えると日本の資本主義社会教育未整備さへの不作為または作為的なものを感じます。
さて、では私のように搾取側の思惑にまんまとはまってしまった者は(自営+雇われる立場稼ぎ続けてもそれ以上に出費)死ぬまでこのままなのだろうか?
答えはイエスでもありノーでもありの気がする。
稼ぎに応じて出費を考え出費欲以上に稼ぐ。それ以上でも以下でもなく、それこそが労働行為や消費行為への理解力で対応力だろう。続く…
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