いつも思いつきでタイトルをつけるのですが、昨日はたまたま見ていた関西テレビ制作のドラマの最終回を見たのでこんな記事タイトルになっています。
毎回の手前味噌ですが、「成長なくして分配なし」で検索しても私の記事が6年前からトップページに来ます。
それ以外でも資本主義社会をテーマにした記事は数知れず、それと共に民主主義についても同じ位言及しています。
日本人の内、上場企業の経営者一族だけとっても上位40人の金持ちが国民の下位50%と同額の資産があるようです。
ユニクロの会長の息子二人が年間16億ずつ株主として配当を受け取っているとか楽天の三木谷氏の奥さんの持ち株に対する配当が5億だとかと聞くと、「資本主義恐るべし」との印象です。
今度の都知事選の有力候補の桜井氏も総務省の事務方トップまで上り詰めたエリート中のエリート。
私などは毎日毎日、松井繁の舟券を買ったり武豊の馬券を買いますが、彼らもまた年間億単位で稼ぎます。
ギャンブル好きはお金が欲しいからやるのにお金を得ることと一番遠いのもギャンブルとの矛盾を抱えつつ今日も博打場に向かいます。
昨日が最終回のドラマは2億を巡っての夫婦間の駆け引きが表のテーマでしたが、どう考えても裏テーマがありそうです。
ドラマでは2億を手に入れた奴の上前をはねる奴、そして更にその上前をはねる奴と次々に出て来て誰が『ラスボス』なのかが見えにくくなっています。
このプロット(物語の構成)は半沢直樹(漢字が違っていたらすいません)でもあったもので、善人と悪人が表に裏に躍動もし転落もします。
今日は、数年振りに同級生の主婦の方とランチをしましたが、「お金は残さないで死ぬよ」と子供達に言っているそう。
その方の自宅はマンションなのでお子さん達が受け継げば住居は残りますが、どうするかはお子さん次第。
実際、同居中の娘さんご夫婦は小学生の子供がいる中1LDK程度の賃貸の家を探しているようです。
彼女は会社経営者の奥さんなので私などより生活に余裕がありそうですが、子供は子供で経済的に自立して欲しいと願っているのでしょうね。
自戒も込めての表現ですが、ピラミッドの裾野にいる私に出来ることは、月の収入に占める娯楽費を30で割り、その1日当たりの金額ではしゃぐことですが、ラスボスはそんなに甘くなく、容赦なく予定外の金額を吸い上げます。続く…
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