アルコール依存症で奥さんに愛想を尽かされた形になったご主人は体調を壊し会社を辞め、最後は生活保護を受けている最中に孤独死しました。
しかし全く人ごとではなく私もまた既に死んでいるようなものです。
飲み屋通いを控えたことで量は逆に増え、自宅で酒に溺れつつまとまった金が入ると無くなるまで博打をしています。
死ぬ勇気もないので非生産的に日々をやり過ごす毎日です。
きちんと行きかけていた歯医者通いもストップして生活態度はクズ中のクズです。
思い返せば私は小学生の頃のトラウマから極端に友人を作らなくなりました。
当時は銭湯に通うのが当たり前で、その日も同級生と銭湯に行く約束をしました。
しかし私は直前になり待ち合わせ場所に行かなかったのですが、一緒に行こうと言った時の別の約束が仇となりました。
それは、約束相手から言われた「約束破ったら100万円貰う」です。
そして翌日以降、一年以上に渡り私は10万円は下らないお金をとられました。
小学生ながら親の内職を手伝っていた私の小遣いのほとんどはその約束相手に持っていかれましたし私は性格的に親や先生に相談するタイプでもないため周囲の誰かがその事実を知ることはありましたでした。
そして取り立て続けたその男は中三になり生徒会長に立候補し当選しましが、その頃から私は、周囲の人間との距離をとるとの感情が強くなり、社会人になっても私は同僚に心を開くことはなく、麻雀や競馬を通じてのドライな関係作りに終始しました(出身学校名や家庭環境など一切語らない)それだけに職場を離れたり引っ越ししたりがあると連絡を取り合う関係の人間はほぼおらず、以前に語ったように結婚式での私側の友人はゼロでした。
私の前述のエピソードは「嘘ついたら針千本飲ます」と約束して本当に飲まされたような話です。
皮肉なことに離婚事実や博打の負けについては「自ら針を呑む」毎日です。
公営ギャンブルの主催者やパチンコ店の経営者から遠回しに「沢山負けたら針のーまーす♪」と言われているのに一体今まで何百本の針を呑んだことか。
離婚もある意味「 私を幸せにしなかったら針のーまーす」だし、呑み損なった針はムシロとなり上を歩くことに…
アメリカに逆らったら針呑ますと言われていたのに原爆を落とされた昔の日本しかり… 安田記念、フィエロが三着まで来ないとまた針一本か。
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