1.仕事は自ら創るべきで与えられるべきでない。
2.仕事は先手先手と働きかけて行くもので受け身でやるものでない。
3.大きな仕事と取り組め!小さな仕事は己を小さくする。
4.難しい仕事を狙え!そして成し遂げるところに進歩がある。
5.取り組んだら離すな!殺されても離すな!目的を完遂するまでは…
6.周囲を引きずり回せ!引きずるのと引きずられるのとでは長い間に天と地の開きが出来る。
7.計画を持て!長期の計画を持っていれば、忍耐と工夫と、そして正しい努力と希望が生まれる。
8.自信を持て。自信が無いから君の仕事は迫力も粘りも厚みもない。
9.頭は常に全回転。八方に気を配って一部の隙もあってはならなぬ!!
10.摩擦を怖れるな!摩擦は進歩の母、積極の肥料だ。でないと君は卑屈・未練になる。
以上、脱字などがあるかもしれませんがおおよそ上記の通りです。
文系の大卒者の就職先としては今も昔もトップを争う人気企業の電通だけに、相当なパワーがないと勤まらない会社なのは間違いありません。
大企業が集まり親睦を深めるための将棋大会などでも電通が優勝するように、日本屈指の頭脳集団なのは疑いようがありません。
そして鬼十則の中で個人的に注目するのは、「取り組んだら離すな!殺されても離すな!」と「頭は常に全回転。八方に気を配って一部の隙もあってはならぬ!!」です。
例えば、自民党の女性新閣僚が初登庁時に出迎えが少ないとヘソを曲げたそうですが、明らかに『隙』を見せましたね。これから頭の良い官僚達と渡り合わないとならないのにその女性閣僚はそれ以前のところで何かと戦っていそうですね。
女優の江角さんを巡るママ友間バトルなんかも電通鬼十則とは遥か遠い世界の話ですね。
子供達が元気で明るくたくましく学校生活を送るためのサポートに徹するのが本来の役目なはずの親達なのに何かをはき違えています。
また、会社で社員に口すっぱく指導するのが「ビジネスライクに徹しろ!」です。
実際には難しいことですが、無駄な要素を削ぎ落とす作業はプロであるならば常に伴うはずです。
リクルートという会社の社員が、会社の手前100m位のところから無理やりにでもテンションを上げる姿も知っています。
世間が悪い、運が無いとぼやく前にやるべきことがまだまだありそうですね。
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