まず、利害関係と無縁ではいられない社会では『愛情』について説得力ある発言が出来る人間が存在するのは無理です。
概略位は誰かから聞けば良いと思いますが、その本質を知るには自分自身の経験を通じて噛みしめるしかありません。
では、愛情とはどこに存在するのか?
その前にそんなものが存在しないところから以下に列挙します(個別には例外あり)
一定金額以上の料金体系で、座っただけで数千円以上徴収する飲み屋。霞ヶ関の官僚の世界。、政治の世界。 などなど。
一方で愛情が存在すると思われる世界。
医療業界(医師・看護師)、介護関係業界、主に小中学校に勤務する先生とそれを取り巻く世界、俗に言う家族・家庭 などなど。
医者や先生に対して、「どうせ金儲けのためやろ」と揶揄するのは簡単ですが、患者や生徒に対して愛情の欠片も持てない人間がその職業を選ぶことはないと思いたいですね。
愛情とは相手の気持ちになり相手を思いやり時には損得抜きにお世話をすることだと思います。
ただし、例外としては男女間や親子間で、お金が愛情表現の一部または全てとのケースもあるでしょう。
ただ、経済的なことが何よりも重要だと大声で語る人間がいたとしてもその人間の根底に愛情が欠如しているならば私はその人間の言葉に説得力を感じないでしょう。
愛と憎悪が渦巻く世界の中では、憎悪だけを避けて生きるのは困難ですが、自分自身は憎悪の感情でなく愛情を持って生きたいですね。
愛情の量をはかる機会などありませんが、こんな私でさえ息子達が生命の危機に直面した時は自分自身の命を差し出すかもしれません。
モテるモテないの話にしても結局は愛情溢れる異性に惹かれるだけの単純な話なのかもしれませんね 。
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