2013年07月29日

雑感-67

人には「やりたいこと」「やれること」「やるべきこと」があると言います。

日本は豊かな社会か?との質問に対して世界の多くの人々は「豊かだ」と答えるでしょう。
豊かさとは?
一般的には「欲望が満たされ文化的にも成熟すること」になるかと。

では、国内における現在の少子・晩婚・非婚化の減少はどう説明するのだろう。
テレビ画面に出てくる若手(20代〜30代)の独身の言論人がその問題を語る姿を見るたびに「お前が先に結婚しろよ」とつい言いたくなります。

確かに食べる・寝るの欲望は満たされているとは思いますが、性欲が満たされていないからこその少子化ではないかとの個人的感想を持ちます。
人間は自己採点が50点の場合、50点またはそれより少し低い点の異性を選ぶと言います。
そうであるならば現代に生きる日本の独身男性が、自分が好きになった女性を見た時、恐らくは鏡を見ている心境になるのではないかと思われます。
余程の自信家でない限り鏡に映る自分自身の姿を見てほれぼれはしないでしょう。

間違っているかもしれませんが、私の受ける印象ではまだ日本は豊かな国に見えません。
もし独身男性にとって結婚が、やりたいことでもやれることでもやるべきことでも無いのなら欲望を満たす以前の問題です。

ここまでは他者目線の感想ですが、私自身にとっての「やりたいこと・やれること・やるべきこと」は何なのだろう?
少し前に書いた通り私は以前にある会社の経営者から「やりたい部署とポストを言ってみろ」と言われました。
そこで私は「お任せします」と伝えたところ、新たな部署が作られ係長の辞令が出ました。
新たな部署だけにスタッフは数人程度で食材の研究センター(全国500事業所程度に内食・外食に食材を提供)のようなものでしたが、ギョーザの皮の開発やあらゆる食材の真空パックのテストやラーメンスープを作るための材料をメッシュ(お茶パックのイメージ)の入れ物に詰めるテストや調理済みのカレーを一時間でも長く品質を保たせるテストなどに明け暮れる日々が続き、毎夜毎夜社長がそのセンターに現れて試食を繰り返していました。
徹夜などは当たり前で、何か言おうものなら「任せると言っただろ」と言われそうでだまっていました。

結局、数か月後には数十店舗の統括のような仕事をしたのですがそれも中心店舗(本社の1階‥会社の本業は外食産業ではない)のリニューアルの手伝いがきっかけでそうなったので(一時期は何故か強引に和食の板長代理も)、最後までやりたいことを伝える機会はありませんでした。と言うよりやりたいことが見つかりませんでした。

考えてみれば私の人生に本当に「やりたいこと」があった時期ってあったのだろうか。
結婚にしても「独立を選ぶの?私を選ぶの?」との問いに、「えーい両方やったれ」となり同じ年に両方実現したのが真相であり、ほぼ勢いのようなものでした。
それを考えると今の私が独身に戻っているのも当然の結末に思えて来ます。

私は人に対して、「自分自身の年齢も人の年齢もあまり興味が無い」と言いますが、「そんなことを言う奴ほど年齢を意識しているはず」とも言われます。
そうなると、「私は年齢に興味津々です」と言った奴ほど興味が無いことになる。
つまり、「やりたいこと」や「伝えたいこと」って本来は公言するようなものではないのかもですね。
やりたいことや伝えたいことが今日と明日で変わることだってあるだろうし今日と明日で好きな人が変わる場合もあると思います。

では、今日やりたいことを日々繰り返すのが正解なのか?
確かに今の私は毎夜毎夜飲みに行けば当面の寂しさは紛れますが本質的には何も変わらない。
それは博打を繰り返しても同じこと。

女優さんを例にとると、女優になりたいとして実現し続けたとしても独身のまま年齢を重ねる方も多い。

何かを得ようとすると何かを捨てないとならないならば日々の選択こそが最も重要になる。

これも以前同じことを書きましたが、今またもし「お前は何がやりたいの?」と聞かれたら何て答えよう。


ひとまずはこう答えるしかないのかな。


「やったことがやりたいこととしか言えません」 と。


既に行ったことが、やりたいことでもありやれることでもありやるべきこととするならば、
これからの行いも結局そうなのかもしれない。

ある瞬間にそばにいてくれた女性はやはりその瞬間には一緒に居て欲しい女性だったに違いない。










posted by tetsukazu at 23:35| Comment(8) | TrackBack(0) | 雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
久々にまともに記事を更新したと思って自宅に帰り携帯で確認したら早速誤字を発見しました。(>_<)

少子・晩婚・非婚化の減少⇒現象に訂正します。

木曜日には数ヶ月振りに人と昼ご飯を食べるのですが、離婚前に相談に乗ってもらった相手なので、このまま禁欲を続けると妖精になりそうですとの悩みを打ち明けようと思っています。
しかし昼ご飯や夜ご飯を人と一緒に食べた回数がこの4年で7〜8回しかない私ってやはり人間としておかしいレベルですよね。
Posted by tetsukazu at 2013年07月30日 00:12
今までも似たような感想を述べて来ましたが今回のエントリーは無意識とは言え私が変わるきっかけになるかもしれません。

日本人は昔、エコノミックアニマルと世界から揶揄されていましたが実は人間は既に経済動物という新しい種になっているかもしれません。
成人が自殺をする時、動機について統計化はされますが、本当のところは経済的理由がダントツでしょうね。

家庭内や教育現場でいくら厳しく人格を高めることに尽力してもそれは遥か昔の原始共同体にしか通用しない導き方にも思えます。
原始共同体における長老は、形式上まとめ役となっているだけで、権力者として振る舞っていたわけではないでしょう。

今回のエントリーで私は、気にしているとか気にしていないとか公言しても大して意味はないと語りました。
その考えが正しいとの前提で話を進めますが、私は離婚成立時に精神的には一度死んでいると思っています。
体こそ鍛えていますが貯えていたお金だけで数百万はドブに捨てるような使い方をしました。
今年に入りとうとう歯医者に行くのもどうでもよくなりボロボロです。

前に語った通り私は離婚前にチキンレースのようなメールを妻に送ったのですが私は見事に崖から転落しました。

彼女がブレーキを踏むはずが最後まで踏まず、崖手前で彼女はドアから飛び出し私は真っ逆さまに谷底です。

幸い、命に別状はなく崖の下でウロウロと生きていますが、離婚前を70とするならば今は5程度のモチベーションですね。

ただよく考えてみると崖の淵に無理してつかまっている気もします。
そんな中、唯一の光といえばある女性を好きになれたことです。
でも私の精神は死んだままなのでその女性も含めとても女性に交際を申し込む気持ちになれないし年齢的にも我を知るです。

そこでこの際なのでモチベーションが5しかないとか中途半端なことをイメージせず一旦ゼロにします。
つまり私は死にました。

そうでも思わないと現在を肯定することは一生無理です。

生まれ変わった私は、経済動物としてスマートに社会に適応して行きたいと思います。

ここ数日、孤独感と絶望感に押しつぶされそうでしたが、死んだと思えば少し楽になりました。
片付けする過程での断捨離の悪い副作用で過去の思い出が蘇りましたが、ようやく良い副作用が現れて来そうです。

もう何も恐れないし何も求めないし自然体で生きて行きます。
今まで皆さんありがとうございます。
Posted by tetsukazu at 2013年07月31日 20:54
様々な影響を受けたとしても人は基本的には自分なりの生き方しか出来ないような気もして来ました。

人間の肉体が物質の集合体とすると、物質それぞれが勝手な働きをすると生命維持は困難となります。

したがって、基本的には肉体を構成する物質(脳含む)はひとつの肉体の維持と幸福追求のために団結しているはず。

それを考えると紆余曲折の中とてつもなく長い道のりかもしれませんが、己を構成する全てのものに感謝し信頼することが大切ではないでしょうか。

時には複雑に絡み合った糸を元に戻す作業に四苦八苦することもあるでしょうが、それでも己の肉体は修復に努めます。

肉体の持ち主が勝手に人生を投げても声もなく体のひとつひとつの働きは続きます。

哲学的でもあり科学的でもあり宗教的でもあり唯物論的でもあり観念論的でもあり空想論的でもありますが、遠回りしながらも無意識下では常に幸せの方向を向いているのが人間だとの思いを持つことが笑い話で終わるようには思えません。
幸せの形は人それぞれだと思います。
自分自身をどこまでも信じ、一見思い通りにならないことがあったとしても決してあきらめることなく進むべきだしこのような文章を書いている瞬間こそが自分らしさの証明のような気がします。
Posted by tetsukazu at 2013年08月07日 20:37
昨日次男が我が家に帰省して来ました。
日頃はチャラチャラ街を闊歩する私もこの時ばかりは父親の顔になります。

そんなわけで一昨日から昨日の夕食の仕込みをするなど少しばかり気合いを入れて息子を迎えました。
ただ料理を出す時にはそんなことはチラッとも表さず「飯食うか?」とだけ声をかけてサラッと用意しました。例年なら長男も揃って桃鉄大会になるところですが、長男はサービス業の世界に就職したためお盆中も連日忙しくしています。

で、仕方なく次男と一緒に有吉・マツコの怒り新党を見ていました。
鼻くそをほじった後の指が自然に口に行ってしまうと語るマツコと有吉の話に二人で爆笑しました。
テレビと言えば9月の中旬にテレビ朝日のスペシャルドラマで「「いねむり先生」が放送されますが、西田敏行氏が阿佐田哲也氏を演じます。
阿佐田哲也氏は私の人生に大きな影響を及ぼした人物だけに感慨深いものがあります。
若い頃に麻雀放浪記を読んでいなければ20才そこそこで私が大阪のフリー雀荘回りなどすることにはならなかったと思います(天六が主戦場)。

恐らく私の身に何かあったとしても長男は阿佐田哲也氏と私の関係を知っているので語り継いでくれると思っています。

朝になり6時過ぎからサンドイッチを仕込み息子に「冷蔵庫に朝食入れといたで」と声をかけ少し仮眠しました。

結局、今回は兄貴がいないのでやることがないと言って先ほど早々と帰って行った次男ですが、一年近く前に親子で大学に呼び出され大きなペナルティを喰らったのにこの一年近くよく耐えたと思います。
10月からの復学は苦難の道のりになると思いますが、長男共々息子達を一生信頼して行きます。
長男も就職後一度はくじけかけましたが、最初の壁は越えたようです。
何が幸せの形かはわかりませんが、人間に「情」があるのは否定出来ません。
好き勝手に生きていても息子達が帰って来る時には父親の顔になる私の姿こそが人間の持つ一面だと思います。

誰かと暮らし家庭を築くことで初めて人への本当の「思いやり」を学べるのだろうしそれを「成長」と呼ぶのかもしれません。

あっという間に一人の生活に戻った私ですが「思いやりの心」以外にも身につけるべき要素が満載です。
一瞬の判断が一生の運命につながるのならば一瞬や一日を短いと言えないどころか果てしない可能性に満ちている気がします。

Posted by tetsukazu at 2013年08月15日 13:53
やりたいことをやってしまうと、日々に埋没して
結局次のやりたいことを探さねばならなくなるようです。
やれることは・・・多分みんながやっているんでしょうね。

やるべきこと、というのは人生には究極的には意味がないと
考えている私にとっては、「存在しない」としか
言いようがありません。

昔読んだ麻雀漫画の中で「今回の人生は諦めよう」
という台詞がありましたが、ある程度までやったら
あとはまた生まれ変わったときに、と考えるようにしています。
次の人生があるのかどうか知りませんが、
あまり今回の人生に執着し過ぎないためにも
そんな考え方もありかなと、と思っています(^^)g
Posted by けん♂ at 2013年08月17日 07:11
>けん♂さん
コメントありがとうございます。

人間が考えること(社会や法律や貨幣を生み出したり個人が思考する)を全て単なる現象と捉えるならば、現象発生前は全て偶然に委ねられ、現象発生後は全て必然とされておかしくないですよね。

戦争などにおける人間の命の軽さを考えると、自己存在の無限大の無意味さに絶望しても不思議ではありません。

ではどう考えどうすればよいのか?

必然性に逆らっても仕方がありません。
日本で男または女に生まれてたのは現象発生後なので必然です。
その上で偶然(未来)に対してどれだけ想像力を持てるかですね。
結婚が幸せにつながるのか?
脱サラが成功するのか?
貯蓄を中心に生活するのか消費を中心に生活するのかの選択もどの視点で未来への想像力を働かせるかで個々の判断は異なります。

【意味】というのは結局言葉でしかありません。
意味を表すのが言葉なのに【人生】を辞書で引いても「人が生まれて死ぬまでのさま」程度の記述しかないでしょうね。
やはり【人生】は自然現象の範疇なのだと思います。
自然現象に意味などなく、そこに何かが起きているだけです。
ただ、人生の面白いところは特定の【体験】を通じて独自に新しい現象と出会えることです。
海外に行き帰国した途端に男前に見えていた男性がそうでも無くなることもあると思います(逆もある)。
体験の数だけ人間は強くそして優しくなるように思います。
私がけん♂さんご夫婦に巡り会えたのも体験や経験の果てのことです。
日頃よりけん♂さんの地頭(じあたま)の優秀さに感心していますが、私自身も地頭を鍛えることを主眼に暮らしています。
たかが人生、されど人生。今日を精一杯生きつつもせめて1ヶ月先位のことは考えて生きなければと思います。
Posted by tetsukazu at 2013年08月18日 16:04
肉体トレーニングも長期に渡ってきたのでそろそろ密かな計画の実行に移ろうと考えています。
35才になるとマスターズ陸上への出場資格が生じます。
35〜39、40〜44、45〜49、50〜55 といったようにクラス分けされ、この後も5才刻みでクラスがあります。
35〜39ならM35と表現します。
100mの各クラスの日本記録は、M35→10.66秒、M40→10.89秒、M45→11.10秒、M50→11.47秒です。

1500mだと、M35→3分56秒53、M40→3分59秒46、M45→4分10秒2、M50→4分17秒18です。

M50で11.47秒って化け物かよ!

どんな世界でもナンバーワンを目指すような者は桁違いな能力を持ちますが、私が手の届きそうな分野があるとすればマスターズ陸上の地区大会の入賞か麻雀のシニアの部の地区大会入賞位でしょうか。
どちらかを選べと言われれば今なら陸上ですかね。

この4年、何に対しても熱くなれない自分が居ましたが、寿命を終えるまで何かの分野で自分自分の能力を全開にしたと言える時を過ごしたいですね。

まずは年会費を支払って都道府県の組織に属することから始めるわけですが、そもそも体育教師を目指していたような人間なので原点に戻る心境です。

もうひとつ熱を入れようと思うのは料理です。
お世話になっている会社には大きな声で言えませんか、そっちが本業と言えば本業なので、自宅でも料理に力を入れたいと思っています。
予告通り、9月の誕生日を境にして新たな気持ちで過ごして行く予定です。

行きつけのお店の女性からは「会いたいから来てね」とメールが来ますが、会うだけならそのへんの交差点でも会えますよね。なのに現実は希望に沿って出向く私が5000円〜15000円程度のお金を上納することになります。
ひとりだけはそれでも私も会いたいと思って行くのですが、その女性にも来月中には良くも悪くも自分の気持ちを伝えようと思っています。

このブログでいつも登場する知り合いに、「ひとりになったからお金を使い放題に出来ると思ってたけど何か違うんや」と聞くと、「家計を預かる者には小遣いは無いのが普通や」との返答でした。

久々に目からウロコのような気持ちになりました。

あと1ヶ月強の間にニュータイブとして覚醒出来るかは私次第です。
Posted by tetsukazu at 2013年08月20日 00:03
ルーティンワークの10キロ走以外に陸上の大会に向けてまずは60メートルダッシュ10本からトレーニングを始めています。
さすがに初日の一本目は40メートル付近で脚があがりました(ミホノブルボンの凄さがわかった)
大会の公式競技の60メートルで上位に食い込むためには7秒5程度の記録が必要ですが初日の二本目では普通に10秒かかってました(笑)
中学三年の時のスポーツテストの時に普通の運動場で普通の運動靴を履き50メートルを6秒5で走ったところまでは記憶にありますが、高校時代は夜の街のアスリートだったので記録は忘れました(悪)
50メートルから60メートルの間を1秒で駆け抜けるとして、最低中学三年のレベルまで戻らないとマスターズの大会で上位に食い込むのは厳しそうですね。
それを考えるとなめてかかってエントリーするとえらい目に合うかも。
100メートルだと45才前後で12秒5程度は出せていないと話にならないようですね。

現在の気持ちとしては、1500メートルと走り幅跳びとあと一種目(100メートルなど)を目指しつつ参加者が少ない400メートルや800メートルなども視野に入れたいと思っています。

話はコロッと変わりますが、いつもの知人が毎度言う台詞に「女が深く思考してるなんて間違っても思うなよ」があります。
個人的には「人による」と思っているので全面的に共感は出来ないのですが、女性が頭で考え過ぎて子孫繁栄の妨げになるならば良い意味で女性は感情優先の方が人類の幸せに繋がるかもですね。

その知人が言うには、男の場合は目の前の人間に注意された場合は何らかの自覚が生まれるけど女の場合は何故注意されているのかわからないというケースがほとんどらしいです。
ただ、そんな知人も女性のため以外に頑張る気は起きないとのこと。
試験で悪い点数をとった時に、自分自身の努力不足を責めるより試験問題が悪かったと結論付けるタイプの方が将来学力が伸びるらしいですね。

女性との接し方が上手になるかどうかは別として、トレーニング時に全力疾走をした時の汗の出方は正直です。

もし今の私に「君は全力で物事に取り組んだことがあるのかね」との質問が浴びせられたら間髪入れず「ではご一緒にグラウンドに参りましょう」と言えます。

肉体を追い込むことでの効用は未知数ながらトレーニング中にタイムを計ってくれるパートナーの姿を妄想する今日この頃です。
Posted by tetsukazu at 2013年08月23日 22:50
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