と言いながら一筆書いた色紙を渡す路上筆人がいる。
「弱さを見せる強さを持って」
と書いたポストカードを手にしたのが2012年の初頭。
そして私は去年一年で、自分を好きになり強くなったのだろうか?
「ダンスのように抱き寄せたい」 は、松任谷由実の作品。
歌詞は
ダンスのように もう踊れない
誰もがいつか 気づいてしまうけれども
あなたとなら それでいい
あなたに会えてよかった
あなたに会えてよかったとの歌詞ではあるが、個人的には 「私に巡り会えた」 との思いも含まれるように思う。
自分を好きになれないのに人を好きになれるわけがないと言った素敵な女性は未だに独身だ。
その女性は今、恋をしているのだろうか。
それとも自分を好きになるために努力を続けているのだろうか。
話が繋がるかどうかはわからないが、年末に行きつけの店に行った時の常連の女性の一言には少しドキッとした。
私がポツっと 「僕は恋愛体質なんですよ」 と言ったのを受けて、
「でも私は対象ではないんですよね」 と、5つ位向こうの席から言葉が返って来た。
失礼な言い方をすると、そんな言葉が出て来るイメージの女性ではなかったのでビックリした(パートナーらしき男性と来ることも多い)。
私はいつもカウンターの中の女性ばかり意識して飲んでいるため、まさかの言葉に上手く反応が出来ず 「そう来ましたか」 と言うしかなかった。
3年も通っている店でありその女性とも何回も顔を合わせていたのだが、私から話しかけることはまずなくこんなドラマのひとコマのような展開は予期していなかった。
これまでもそうだったしこれからもその女性に恋愛感情は起きないと思うが(恐らく人妻)、スタイリッシュな夜のひと時となった。
私はこのブログを通じてこれでもかと理屈を繰り返すが、日常なんてこのようなエピソードの連続であり理屈だけで構成されているわけでもない。
CSでの特集でも誰かが語っていたが、ユーミンの出現位から女性がする恋の絶対量が増えて来たのは事実に思う。
そんな女性達に太刀打ちするための私達男の武器は乏しいのが現状(ひょっとして俺だけ?)。
自分のことを好きになれるほど真っ直ぐにひたむきに生きることは出来るだろうか。
そんな中、森山未來がキネマ旬報の主演男優賞を受賞したのは私の中ではかなり嬉しい出来事。
私と一重繋がりの森山君(向こうは迷惑かも)であり、身体を鍛えることでも共通点がある(これも勝手に)彼にはこれからも活躍して欲しい。
一重と言えば他に有名なところでは、高橋克典やX JapanのYoshikiがいるかな。
気のせいか一重芸能人はストイックな人が多いかな(ホンマ気のせい)。
夜のひと時だけでなくストイックでスタイリッシュに生きることが出来たら最高だしそばに素敵な女性がいてくれたらもう後は何もいらない。