2012年07月09日

雑感−4

アシ夢

昨日の夜に放送された『情熱大陸』は、あのメガヒット映画『テルマエ・ロマエ』の作者である ヤマザキマリさんの回だった。

6ヶ国語を読めるということを知った時点で尊敬してしまうが生き様もまたダイナミック。
若い時にイタリアに渡りそこで知り合った自称詩人(間違っていたらスイマセン)の男性と10年間暮らし、男の子も生まれた。
そして現在は14歳年下のやはりイタリア人男性(本人は45歳)と暮らしており子供も17歳となっている。

彼女は言う。「子供に伝えたいことはひとつ。人生はとてもエキサイティングなものだと私を見て感じてくれればいい」


素晴らしい!!


哲学の系譜の中では三段論法を使って説明することがあるが、
差し詰め彼女の考え方をそれに当てはめると、
「人間が生きて行くということは楽しく素晴らしい。そして私は人間である。よって私の人生は輝き続ける」 となりそう。

ただし、三段論法は前提の正しさに依拠するものなので人生が楽しく素晴らしいものでないならばこの三段論法は誤った結論を導くことになる。

「全てのカラスは黒い。しかし目の前にいる鳥は白い。よって目の前の鳥はカラスでない」
これも三段論法。例え白いカラスが存在していたとしてもカラスを黒いものとして考える方が楽に生きられる気がする。

きっとヤマザキマリさんも人生が楽しいとする前提に疑いを持たないことが賢明な姿勢だと無意識に思っているのだろう。
ありきたりの言葉で表現すればポジティブ思考になるのだが、パスカルがかつて指摘した次のアンチテーゼに対するひとつの答えでもある。 [幾何学的精神だけでは人間の生活に適応しない…つまり秩序正しい推論の継続による合理的認識に頼るには動かぬ真理といえる原理があまりにも曖昧なままだ』 つまり以降の表現は私の言葉も加え説明。


昨日から今日にかけて長男が将来展望を私に語ってきた。
半年前の時点では3年後に商売を始める(協力者と共同出資…400万〜500万程度)と言っていたので私もそれなりに協力しようと考えていたのだが、長男には共同出資者を頼り過ぎると計画が狂う場合もあるので極力自力で資金を貯めろと言ってきた。
その影響なのかどうか昨日から今日にかけては自己資金で3年後をめどにやりたいと相談してきた。
私は、それならこれからの2年間は立地調査や日別・季節別通行量調査を一緒にやろうと伝えた。
私も20代の時に一旦独立しているので息子には何とか成功に導いてやりたい。

で、会話の最後に 「俺の人生はエキサイティングに見えるか?」 と聞いてみた。
そうすると 「離婚も含めある意味めちゃエキサイティングやろ」 と言われた。
そして 「お母さんと生活している時よりある意味楽しそうに見えるで。だってスーパーで半額引きのおかずを買ってきて俺に嬉しそうに話す姿なんて昔は見たことなかったもん。」

そらそーかもな。息子にとっては今の方が人間らしく映るのかもな。


息子達には、 「やっぱり人生は素晴らしいし楽しいもんやで」 と単純に言い続けたい。





posted by tetsukazu at 23:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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