2012年07月08日

賭け続ける男(破)第56話

アシ夢



恒例の七夕祭りのお世話係を無事に終えたテツの心境は?


テツ‥今年も無事に終わったな。大人の女にはイマイチ支持されない俺も子供からは圧倒的な支持を受けるので年々大人の女が魔物に見えてくるわ。
今年はビンゴゲームの進行役(ガラポンを回して数字を読み上げる)もやったので俺の役割も増すばかり。
で、終わった後に打ち上げが延々続きいつものようにカラオケのお誘いがあるのだと決め付けてたら何故か今年は解散になったんで拍子抜け。
結局、ひとりカラオケに行くはめに…
離婚直後に行って以来人生2度目のひとりカラオケやけど寂しささえ紛れれば人目なんてどーでもええ。

と、気合は入れたけどUGAの精密採点で何回唄っても75点位しか出ないんでテンションは下がる一方。
最後のチャンスと 『離したくはない』 を唄ったら感情表現が98のSと出てようやく元気を取り戻した。
その勢いで尾崎の 『I LOVE YOU』 を唄ったら感情表現96のSと出て満足のまま店を後にした。
財布の中身が乏しくなったんでコンビニでお金を下ろそうとしたら今は土曜の夜から日曜の朝までは下ろされへんことに気が付き飲みに行くのは断念して自宅に帰った。
帰ってラジオをつけるとオードリーが喋っていて、若林の話に聞き入ってしまった。
読書好きな俺には若林に共感を持ってたんで、「そーやそーや」 と一言一言に納得した。
若林が言うには、売れる前と売れた後では明らかに周囲の目が違ってきた(特に女)と。
今でも若林はブランド物とか 「クソ」 と思っているが仕事上はそんなこと言ってると支障があるんでそこは空気を読むらしい。

そんなこんなで昨日から今日にかけて感じたのは、たったひとりでいいから理解し合える人間がいれば人は幸せなんだろうなということ。
朝起きたら長男が別の部屋で寝てたんで理解し合えているはずの奴を叩き起こして今日の競馬の予想を聞いた。
中京メインのプロキオンステークスの7番シルクフォーチュンの複勝圏は堅いと言うから、「いやいやまだまだお前は甘い。スタート直後が芝の中京1400mダートならファリダットの複勝圏の方が堅いで」 と言ってやった。
長男が、俺はお金の管理が苦手なんやと言うから、そういう奴は金銭感覚のしっかりした女と早く一緒の暮らすべきやでと伝えておいた。
長男に、さっきの話の理解し合える人間がひとりでもいれば幸せになれるんやと言葉を投げたら、「極端に言ったら結婚しなくてもそんな相手は見つかるような気がするけど…」 と言われた。

こうしてこれからも傷をなめ合いながら息子とは付き合って行くんやろな。

中京第11R 9番ファリダットの複勝100ポイント。



結局、テツは寂しさを埋めるために何かと理由をつけているだけかもしれない。
果たしてテツにとって理解し合えるパートナーは死ぬまでに見つかるのだろうか?


posted by tetsukazu at 14:22| Comment(0) | TrackBack(2) | 小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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Tracked: 2012-07-11 09:15

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Tracked: 2012-07-11 09:34
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