2012年05月30日

システムこそが最強なのか。

信じてもらえないかもしれないが、あろうことか昨日の夕方、 『カラス』 に正面衝突されたどんっ(衝撃)

幸い髪の毛があったお陰で大出血とまでは至らなかったが、衝撃的な出来事だった。

衝突の瞬間の衝撃は天から米俵が降ってきたような感触。

その瞬間は、「えっ?よけるの俺の方??」 状態。

とにかく皆さんもお気をつけ下さい(お前だけやろそんな奴は!との突っ込みはなしということで…)



そんな予期せぬアクシデントがあった中、一見平穏に流れる世の中を立ち止まって眺めてみるとあちこちに綻びが生じている。
では何が問題なのかと考えると『制度疲労』がキーワードになりそうだ。

村上龍は著書の中で度々「制度をバカにしてはならない」と述べている。
資本主義もやはり制度と言える。

制度との表現よりもシステムと表現した方が{制度・組織・体系・系統・}より説明し易いのでシステムとの表現を用いて考えを述べたい。
システムをもう少し長めに表現すると{対象とするものを部分が結合して構成される全体として認識する時それをシステムと呼び、部分を要素と呼ぶ。}となる。

日本は第二次世界大戦後、明治憲法下での天皇主権の国から国民主権の国へと変貌を遂げた。
日本国憲法の三大原理は、国民主権・平和主義・基本的人権の尊重となる。

日本国憲法の全体構成は、基本的人権の保障と、国会・内閣・裁判所などの統治機構との二つの柱からなる。
そして基本的人権と統治機構の関係は、基本的人権が目的であり統治機構は人権を守るための手段になる。

そもそも民主主義の基本原理を生み出す元になったのはホッブズ・ロック・ルソーにより展開された『社会契約説』である。
社会契約説とは、国家は人々の合意(契約)によって作られたとする理論であり厳密に言えばフィクションでしかない(ひとりひとりが生まれるたびに契約書を交わすわけでない)。
ホッブズは『リバイアサン』の中で、人と人との関係が自然状態にあっては「万人の万人に対する闘争」になってしまい、各人の自然権(生命・自由)は守られないとした。

ただ、現代における資本主義社会に見られる『弱肉強食』の論理はまさに自然状態への回帰にもなりかねないのが皮肉と言える(私の個人的感想)。

ホッブズからロックへの流れの中での限界は、『国民』の概念がブルジョアのみを含むものであり、社会の下層の人々が排除されていた点。

そこでルソーは代議政治ではなく『直接民主制』を主張した。
そしてその考えがベースとなりフランス革命や、時を経て日本国憲法にも生かされている(憲法改正時の国民投票や最高裁判所裁判官の国民審査など)。

だがこれも私の受ける印象では、衆愚による有能でない政治家の選出に繋がってしまっているようにも見える。

しかし民主的憲法下での合法的手段から登場したヒトラーによるファシズムの起こした悲惨な経験を国際社会が反省し、国際人権規約・女子差別撤廃条約・子どもの権利条約などが成立することとなる。

それらの国際的な人権保障の成立に繋がるきっかけを作ったのが、アメリカ合衆国第32代大統領 フランクリン・D・ルーズベルト。
彼は、1941年1月6日の国民向け一般教書演説の中で、『人類の普遍的な4つの自由』を語り演説を締めくくった。
その4つの自由とは?

@言論と表現の自由
A全ての個人がそれぞれの方法で神を崇拝する自由
B欠乏からの自由
C恐怖からの自由

そしてその1941年の日本の状況は、アメリカから石油の禁輸措置をとられ難しい選択を迫られていた。
結果的に日本は軍事路線を変えず戦い続けたのだが多くの国民が犠牲となってしまった。
後に戦勝国となる側が自由を高らかに謳っている同時期に、日本は自由なき状況へと陥り敗戦国への坂を転がり続けた。

平成の世の日本人は、生きる意味だとか生きる目的とかを考えるが、当時の日本人は『死に方』を考えるしかない状況だったのだろう。


と、ここまで書いてみて『システム』についての個人的言及が始まっていないことに気が付いた。

ひとまずここで一旦筆?を置き改めてエントリーするか追記します。

少し書こうと思っていたのは、何故自動車は当たり前のように公道を安全に走行しているのか?から考察を進め、人体内部でのシステムに個人の意思(意志)はどこまで関与出来るかなどについても考えてみようと… (ひとつひとつの家庭も良いシステムの下であれば平和と繁栄が持たらされるのでは?などの仮説も表してみようと思っていた。時間が許せば生活保護やストリートチルドレンや中国の一人っ子政策の陰にある1億人と言われる闇の子どもの問題なども)








posted by tetsukazu at 22:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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