2011年11月15日

戦いは続く。

人生はサバイバル(困難な状況を越えて生き残ること)だ…  などと私が今更語るのもどうかと思うが、『勝つこと』 について真面目に考えてみたい。


日米のヒーロー文化の違いは少し前まではこうだった。
米国⇒必殺技はなく、敵が強い場合にはその弱点と隙を探り協力者を募って的を撃破する戦い。
日本⇒とにかく必殺技で敵を撃破(戦略不要)

必然的にそれらの文化に触れて成人する男達は社会に出てもどこかでその影響が及んでしまう。
しかし最近では、純粋なヒーローものではないにせよ 『デスノート』 や 『カイジ』 のように勝つための戦略を突き詰めるような物語も出てきている。
『闇金ウシジマくん』 などは戦略のせの字も考えない破滅型の人間を浮き彫りにした上で読者に警鐘を鳴らしている。

ヘーゲルは、「人間とは他者に対する優越願望を求めるもの」 として、利己心こそが人間の行動の本質であり、競争こそが人間の本性であると論じた。

現代資本主義社会において、経済の市場は「微差の勝負」であり絶対的な勝者もどうしようもない弱者も存在しないのが現実だ。
昨日までの大企業が明日傾いても何らおかしくないのが過酷とも言える国際競争社会であり国内においても例外ではない。

1992年の高校野球全国大会である夏の甲子園。
第2回戦の組み合わせに、高知の明徳義塾対石川の星陵高校の対戦があった。
星陵にはあの松井秀喜が中心選手として存在しており、既に高校生のレベルを遥かに上回っていた。

松井封じのための戦略は3通りしかない。
真っ向勝負か、際どいところを攻め続けて凌ぐか、勝負を避けるかだ。

明徳の馬渕監督は結局勝負を避ける戦略を選択した。それも5打席連続の敬遠。
試合は3対2で明徳義塾が勝利した。
明徳は続く第3回戦では広島の広島工業に0対8で完敗した。星陵は第1回戦で新潟の長岡向陵に11対0で完勝していただけに痛恨の敗戦だった。

馬渕監督は全国各地から届く猛抗議の嵐の中次のように語った。
「どう言われても勝たんと見えてこんもんがあるんです。私はどうしても生徒にそれを見せてやりたかったんです」


古くは孫子の兵法、日本では宮本武蔵などでも知られる戦法として 「戦わずして勝つ」 がある。
とかく日本は敗者の美学に思い入れを持ちがちだが、相手の裏をかいて勝つのは多くのスポーツでは常識的なこと。
また、麻雀などでも弱い相手ばかりを選んで勝ち続ける奴もいるし最近の国内の競馬で言えばスマートファルコンは地方との交流GTばかり選んで勝ち続けている。
馬渕監督とスマートファルコンのオーナーや調教師を同質扱い出来ないが、片方に批判的な人達はもう片方にも批判的な目で見るような気もする。

スマートファルコンの場合は地方競馬所属であれば問題ではないのだが、中央所属馬として交流レースに参加しているのだから道義的問題は残る。
しかし、明徳の件にせよスマートファルコンの件にせよルールには従っているのである。


物事に対して、「価値」を基準に考えた場合、部分最適の価値と全体最適の価値では全体最適な価値の方が優位に立つだろう。
人によっては部分最適さえ得られれば全体最適などにこだわらないという場合もあるだろうが、長く生きれば生きるほど部分だけ満たせても不備が多くなる。


国家レベルではTPP等の問題で国家戦略が問われる。
真の意味でのグローバル化の前にまずブロック経済間の競争が激化するだろう。
そうした中で生き残るためには協定を結ぶ相手国を厳選して行かなければならない。
それは個人レベルとして生活を営む上での心構えにも通じる(恋愛だって八方美人では結局…)。

日本の国も今までのように必殺技頼みでは勝ち続けることは出来ない。
国も個人も知恵を絞り戦略性を持って戦って行き、勝たなければならない。それが例え漁夫の利であっても…



下の写真は22日から始まる第14回チャレンジカップ(SG)の2日目の第12Rで行なわれる
『イケメンレーサーですね!選抜』」のメンバー(右上は投票1位の群馬 山崎智也)
一番下の少し大きめの選手は今回不出場の福岡の篠崎元志選手(恐らく艇界では男前度ナンバー1か)。
ボートレース界も女性ファンの獲得に力を入れ出しているのだろうか?
彼らはある意味で戦う前から勝っている選手達だろう(理由はあえて言わないが…ぴかぴか(新しい))。

天は二物を…








posted by tetsukazu at 03:35| Comment(0) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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