2011年05月04日

自分の足で…。

今日、大学近くでひとり暮らしをしている次男が用事で私の家に立ち寄った。
長男もひとり暮らし中なのだが彼もその時偶然家に居た(長男は何かと立ち寄る)。

次男は昔から大人しい性格のためひとりで京都の山の奥深くに生活させるのは
心配だったが、親の心配をよそに元気で生活してくれている。
次男は妻が去った直後の進学だったため本人も相当悩んだと思うが
とにかく決まっていたことだし学びたいことがあるのだからと後押しした。

長男と次男は性格が正反対というか、長男は読書などまずしないのに次男は熱心に読む。
長男は社交性があるため高校に入って直ぐにアルバイトを始めた位だが
次男の方は大学に入り冬を迎える頃ようやく重い腰を上げバイトを始めた。
きっかけは、私が次男に対して金銭的援助を削減すると伝えたこともあるが
私は次男に対して今まで一度もアルバイトを強制したことはない。
そのスタンスは長男に対しても同じで、私は子供達には決して価値の押し付けはしない。

ふたり共に一時期、不登校と呼べるような事態に発展したのだが
その時の私の対応に対して、当時一緒に暮らしていた妻が不満を持っていたのは間違いない。
私は事態が起きた時、どちらに対しても一切干渉はしなかった。
妻は知り合いの塾の先生などに相談して自宅にまで迎えて息子の説得に当たったが
息子は部屋から出ては来なかった。

妻が出て行った理由のひとつは、こういった私の無関心さ(妻からみれば)にもあった。
しかし私が無関心を装うのがそう簡単ではないことを妻には理解してはもらえなかった。
また、私も理解してもらおうとも思わなかったし妻から罵声を浴びても反論しなかった。
私は、会社勤めの時から部下には結構罵声を浴びている。
そのほとんどが、私が部下に対して思いやりを持っていないからとの内容。
時には経営者に直談判する時もあった。
そんな時、私は経営者に対して部下の悪い点は一切告げずただだまって経営者の話を聞いた。
ある時、そんな不満を持った部下が会社をやめる時、経営者に対して
私が悪口を言っていたのではないかと問いただしたらしいが、経営者は、私がその本人のことを
逆に褒めていたよと彼に伝えたとの後日談を聞いた。
別に私の自慢話をしたいわけでなく、私が人に対して意思を伝えることに不備があるとの
ことを言いたかったのだ。

いくら相手のことを思ってあえて何も言わなくてもそれが相手に伝わらなければ
思っていないのと同じである。

今日の話に戻るが、たまたまふたりが居合わせたので著名人の名言をひとつ伝えた。

有名な投資家ある ウオーレン・バフェットの言葉だ。

ベースボールプレイヤーであれば、際どいコースのストライクには手を出すべきだが
投資家はそれではだめだ。

プロの投資家は、際どいコースのストライクを3球見逃して三振になっても構わない。

「我々は、ど真ん中の絶好球を 待てば良いのだ」


先程の不登校の話ではないが、良くも悪くも自分自身の人生である。
他者のアドバイスや他者の 打て のサインにばかり従う必要はない。

私は、人間は生まれた瞬間から乗る列車が異なると考えている。
新幹線に乗り人生をスタートさせる者もいれば各駅停車の列車に乗る場合もある。
そしてそのまま多くの人間が乗り合わせる列車に乗り続ける者もいれば
どこかの駅で下車したり、時には駅と駅との間の風景につられて飛び降りる場合もあるだろう。

大切なことは 『自分の足で歩くこと』 だ。
何も障害者差別をするわけでなく比喩的に表現するとそうなる。

私のようにギャンブルに親しむ者は、他者の頑張りに己の利益を委ねる場合が多い。
そして結果が出ない時に、一体何が足りなかったのかと考え込んでしまう。
しかし冷静に考えてみれば、公営ギャンブルでの選手や騎手達は自分達が努力しての
結果なので、例え負けた場合にでも次に繋がる。
一方、賭ける側は自分で走るわけではないのでやはり楽して利益を得ようとしている。
そんな行為をお天道様が見逃すわけがない。
楽して儲けようとする奴には必ず(100%)天誅を下す。
せっかくそうして何かを教えてくれようとしているのに喉元過ぎれば何とかである(自戒)。


ご縁があり始めたこのブログでは散々御託を並べて来た。
しかし成長らしい成長をしたと言えるのだろうか?

やりがい、夢、希望、喜び、不安、哀しみ、幸せ、愛情 等々山ほど語って来たが
子供達に伝えるだけのものを身に付けられただろうか。

もしお天道様が許して下さるのなら次の言葉を子供達に伝えたい。


真の幸せや真の喜びは、自分の足で人生を歩いて行けることにある。     と…


彼らにとっての絶好球が来るまで、私は三流コーチにならないように気を付けたい。
もちろん私も素振りは欠かさないようにするけどね人影


あとがき 次男がポツンと 「金持ちの家に生まれることが幸せとは思わんけどな」 と。
何故か少しだけ救われた気がした。 そろそろ帰るわという次男に 「体だけは気を付けろ」 
とだけ言葉を投げかけ交通費として千円をそっと渡した。



posted by tetsukazu at 00:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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