「憂いは戦いの中にこそある」とベビーメタル大好き人間が書くブログ記事の中に出て来たが、「なるほど」だ。
長男も社会で戦う(闘う)からこそ憤りを覚えるのだろう。
男女の中でも同性同士でも相性はある。
そして相性の合う人間と出会う確率は低いながら、多くの場で多くの人間と触れ合うことでその確率も高まる。
今朝の長男の発言に私は、「そんな葛藤と対峙するのは大事やけど、結局結論が出ないままあっと言う間に終わるのも人生やで」と言っておいた。
私は息子達に自慢出来る人生は歩んでいないが、彼らを見捨てることは死ぬまでないだろう。
高知東生が捕まったことで妻の高島礼子さんのCM打ち切りが早くも決まったとのニュースを目にした。
言うまでもなく時間は『不可逆』だ。
過ぎた時間も失った時間も戻らない。
イギリスは週給制で金曜日が給料日らしい(大きな選挙が木曜日なのは金曜日は酔っ払いだらけだからとの説もあり)
それを考えると人生のやり直しのサイクルも日本と欧米では違う気がする。
アメリカではビジネスマンへの評価が四半期毎だとの話をよく聞く。
そうなると三ヶ月勝負になるし日本より遥かに個人間の競争が激しいはずだ。
今朝の長男のような話をアメリカ(正式なはアメリカ合衆国)の親父が聞けば、「能書きはええからさっさと会社に行って結果を出してこい」と突き放すだろう→猛獣がそうであるように…
生き馬の目を抜く位の気持ちで生きて行くとの価値観を持つ日本人は織田信長の子孫か前田慶次の子孫位かもしれないが、「戦いなくして何も生み出せない」のもまた真実。
今日自宅に帰って来る長男に私は何と声をかけるべきなのだろう。
そしてそれは即私自身に言い聞かせる言葉になるだろう。